Q&A イサキ

タングステンジグの恩恵 ~特徴と利点について~

投稿日:2017年8月6日 更新日:

~タングステンジグって?~

昨年からタングステンジグによるスーパーライトジギングが活況です。
もともと、イサキやアジ、マダイをジグで狙うというものですが、主にタングステンジグを使った釣りをさしてスーパーライトジギングと呼んでいます。

イサキはジギングの際の外道としてたまーに釣れていましたが、釣れているほとんどの場合が、ほぼ『偶然の産物』となっていました。
これを『狙って捕る!』に変えるための最終兵器としてタングステンが重宝されているのです(高いけど)

フックはこちらを使っています。もしくは自作です。
金属名比重(g/cm3) 20℃モース硬度
ダイヤモンド3.5210
プラチナ21.454.3
19.322.5~3
タングステン19.309
11.351.5
真鍮8.403~4
7.874~5

簡単に言うと、タングステンは金やプラチナに迫る比重を持ち(鉛の1.7倍)、ダイヤモンドの次に固い素材ということになります。
また、3380℃という超高熱が融点で、加工が非常に難しい金属でもあります。(鉄の融点は1500℃、鉛の融点は327.5℃)
釣りではブラックバスのワームシンカーや深場用の錘として使われ始め、ルアー内部にバランサーとして埋め込んだものが登場してきました。
目的のほとんどは大きさを抑えながら早い潜行スピードを得るというためのものです。

※余談ですが、今回金属硬度を調べたことによって、『キン肉マン』でネプチューマンとビック・ザ・武道が【クロスボンバー】という技を「硬度10!ダイヤモンドアーム!」と叫んでから繰り出していた意味がこの歳でようやくわかりました。

ウォーズマーン!!

ダイヤモンドのモース硬度のことだったんですね!って・・・んなもん子供にわかるか!!

まあそうした、非常に硬い金属ですから、加工が難しい点からも複雑な形状はなかなか作れなかったそうですが、近年の加工技術の向上により、ルアー自体をタングステンで形作り、それ自体がルアーとして動くものが開発されるに至っています。

このルアーが活躍を見せるシーンは小型ベイトを深場(40m以上)で捕食するような場合に強烈に有効です。
小さなジグでは潮に流されてポイントを直撃できない、しかし大きなジグでは魚自体が食い気を示さない。という時です。

そんなポイントをタングステンジグで攻めると、圧倒的なヒット率で羨望のまなざしを得ること間違いなし!です。
このジグの登場で、今まで偶然に釣れていたイサキやアジ、マダイを狙って捕ることができるようになりました。


特に、玄界灘では、イサキは釣果魚種の幅を広げ、メインターゲットとしても成り立つ面白い存在となってくれました。

もちろん今までもサビキなどで釣れてはいましたが、ゲーム性およびヒットする魚の型の良さなど、タングステンジグにしかない特性も大いに期待できます。
さらにタイジギではタイラバよりも外道の被害にあう(ネクタイやスカートをボロボロにされる)心配が少なく重宝します。

今後も進化が期待されるタングステンジグの世界をぜひ皆さんも体感してください。

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