8月末よりブログ更新が停止しておりまして、
ご心配のお声もいただきましたが、エンジンが致命的な故障を起こし換装に時間がかかっておりました。
本日ようやくボートが戻りましたので、ブログも復活となります!
ボート故障は8月30日(汗)
故障が発生したのは忘れもしません8月30日(日)
シーバスが好調だったのでポイントに向けて港を出発。
意気揚々と向かっている最中・・・いきなりエンジンが低速に!
ん?オーバーヒート??ビニールでも巻き込んだか?
いろいろな疑いが出ますが、ワーニングゲージは「オイルレベル?」
よくわからない原因でエンジンがストップします。
もしかしたら点火プラグがかぶって濡れたりしたのか?と思い、エンジンプラグを交換。しかし改善せず・・・
オイルレベルと出ていたので、エンジンオイルが減ったのかと思いレベルゲージを見るも問題なさそう。しかし少し追加してみる。
結局原因がわからないため、安全を第一に港に戻ることを提案し移動を開始しますが、エンジンがかからない状況になり焦ります。
そしてとうとう、エンジンが回らなくなり漂流・・・
どうしよう・・・
方々電話をかけ、ようやくつながった僚船にけん引を依頼して、何とか港まで戻ることができました(本当にありがとうございます。)
この日はもう、エンジンを見る気力もなく、乗船の方にお詫びをして帰宅・・・
今後どうしよう・・・と途方に暮れるのでした。
エンジン換装を決意!
その後、少しエンジンを開けたりしてみましたが、お手軽なDIY程度ではどうにもならないような状況でしたので、仕方なくエンジン換装を決意。大きな出費を覚悟することになりました。
そして、エンジンが入荷するまでの期間、出船ができないことを周囲に伝え、ご理解を求めます。
エンジンが入荷するまでしばらく我慢の日が続きます・・・
半月後、ようやくボートの移動。
初めての経験ですが、エンジンが動かない船はほとんど何もできないということがよくわかりました(笑)
ちょっとした作業でも船が動かないのですごく不便です。
そんな中、隣の船を所有する船長様が「エンジン換装の作業所までけん引しましょうか?」とのお声がけ。
まさに地獄に仏!
わがままながらお願いを聞いていただき、ひとまずボート入院へ向けてけん引移動するのでした。
せっかくなので船底塗装!
ようやくボートが入院し、少し安心。
そしてただ置いておくのももったいないので、この時間を使って船底塗装を行います。
半日疲れましたが、何とか作業終了。
その後休憩のために作業所内を訪れてみると・・・
エンジンが分解されて調査中でした。
その後、技術の方から故障の状況説明。
主な故障としては、冷却水が腐食でエンジンブロックに侵入しているのではないかとのこと。
それの証拠にプラグに錆が出ているのと、エンジンオイルに海水が混じってしまい、ドレーンプラグを開いても出てこない・・・
車でいうと、もう廃車レベルです。とのことでした。
10年間で2300時間動いてくれたエンジン・・・
腐食しないように、毎回水洗いして、アノードも年1回は全部交換。100時間ごとのエンジンオイルや、ギヤオイルなども交換していましたが、僕の知識が足りず、整備が行き届かなかったと申し訳ない気持ちばかりでした。
ただ、技術の方の話では、エンジンをチルトアップすると、海水を中に溜めてしまうので、船外機の宿命的なところではあるそうで、「寿命でしょう。よく動いた方ですよ」ということでした。
たくさん釣りに連れて行ってくれたエンジン。本当にお世話になりました。
最後に動かなくなったシリンダヘッドを触りながら、一礼をしてさよならしました。
ありがとうDF-100。忘れません。
ようやく新エンジン搭載!
それから新エンジンが搭載できるまでさらに半月・・・
ボートってそれくらい時間がかかるものなんです。というか作業ができる人材や場所が少ないため、立て込みが激しいようで、なかなか前に進まないのが現状。
ボートが普及しない要因の一つにも思えますが、現状では仕方ありません。
ともあれ、何とか換装完了してようやく元の港に係留完了です。
本当は動かす前にいろいろ撮りたかったのですが、天気が悪く時間もなかったので、移動を優先した結果、この1枚を撮るのが限度でした。
今週末から釣り頑張りますので、エンジンの写真も徐々に載せていきます。
多方面にご迷惑をおかけしましたが、今後もどうぞよろしくお願いします!