ボート整備

【ボート整備備忘録⑲IACバルブ交換編】

投稿日:2020年7月12日 更新日:

アイドリング不安定のため自分で整備を進めていっています。備忘録とともに誰かの参考になればという思いで書いておりますのでご参考になれば幸いです。

さて、待ちに待ったIACバルブが到着しました。
ようやく交換です。

やっと来た!
吸気の隙間は結構開いています。あとでEMSが調整するのでしょう。

梅雨時期なので雨の合間をぬってさっそく交換です。

こちらも新品ガスケット

前回清掃のときに分解方法はマスターしたので、あっさりバルブまで到着。

外して再度、吸気口も掃除します。

そして新品のIACバルブ交換。

新品は輝きが違います!

コネクターも接続し、復元してエンジンを掛けるとかかりは抜群!

IACバルブの吸気パイプに触れてみると指を吸い付けるほど吸引している!

ということはやっぱり今までIACバルブは動いていないという・・・

そういう結論かと思います。

しかしまあ、吸気が整ったから振動が改善するかというとそうばかりもいかず。

微妙な振動はやはり収まりませんでした。

この動画をスズキの方に見ていただいたところ以下のご返信をいただくことができました。

「送っていただいた動画確認しました。
サービス担当にも見てもらいましたが、大きな不具合が発生しているようには思いません。
現行のDF115Aの方がアイドル時の振動は大きいと思います。旧DF90/100/115はマウントが堅いので船外機本体の振動は低く抑えられていますのでその比較ですと、○○様の船外機は若干振動が大きいかもしれませんがマウントラバーは劣化しますので経年劣化の範囲内かと思われます。
サービス担当の意見として、エンジン本体の消耗による圧縮低下も考えられるとのことです。
参考まで各気筒のコンプレッションが10㎏~15㎏あれば問題無いと思います。圧縮低下がある場合、高速側でも力不足などの症状がありますので私個人としては圧縮低下は無いかなと思います。」

少し振動は気になるものの自身の整備で問題なさそうだというお言葉までいただけましたので、今回の修理はここまでとします。

技術・相談に対してたくさんのアドバイスをいただきまして本当にありがとうございました!

今のエンジンが故障して動かなくなっても、次もスズキのエンジンを購入しようと思うのでした。

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