ボート整備

【ボート整備備忘録⑨】

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強風のため釣行が中止になり、整備の時間となりました。

以前より気になっていたエンジンの温度低下。

色々調べてみると、「オーバークール」という症状?

購入当初は180℃程度の温度でしたが、(中古なので適正なのかわかりませんが・・・)

その後急に120℃前後を計測するようになり、「なんで?」と思っていました。

しかしまあ、温度が低いならオーバーヒートしないからいいんじゃなかろうか?

という素人考えでしたが、調べていくうちにエンジン温度は低すぎると燃焼が悪くなり、いろいろ弊害があるとのこと。

故障なのか~と調べてみると、サーモスタット交換で改善するとある。

早速サーモスタット注文しまして、交換です。

純正新品!ネオネットマリンで2700円也!

ネットでダウンロードしたサービスマニュアルを見ながら、ボルトを3つ外すと

これがサーモスタット。

あっさりサーモスタット登場。

マイナスドライバーでこじりながら引っ張るとあっさり外れます。

サーモスタット・・・開いてます。

新品と見比べるとかなりの老朽化。まさにネットで見たオーバークールの状態。エンジンさん、今まで気づかなくてすみません。

サーモスタット開きっぱなしだったようなので、それで一気に水温が落ちたようです。

その弊害かどうかわかりませんが、エンジンかけるタイミングによって、急に3000回転までの規制がかかったりしていたので、

もしかしたらこれが原因かも?これを機に治るといいなあ!!

設置スペースの塩ガミもきれいに除去

新品パーツを設置する際に、しっかり塩を除去します。スクレーパー、CRCスプレーなどをかけて、取り除きます。

次回交換のため、グリスを薄く塗りサーモスタット設置です。

なお、締め付けのボルトもグリスを少し塗ってから締め付けましたので、次回も固着なく取り外せるでしょう。

そのほか、エンジンオイルの交換、イカ用のライト撤去、レーダーリフレクター撤去(しばらく夜間航行がないため)など行いまして、エンジン始動!

気持ち掛りもよくなった気がします!

で、エンジンの温度は?というと、アイドリングで150℃前後、走行してみると180℃手前でストップという感じです。サーモスタット・・・大事やなぁ

適正温度がどれくらいなのかはわかりませんが、これから調査しながら、エンジンの特性を理解していきたいと思います。

検水口からの水も以前より勢い良くなり、いろいろと問題が解決したようでとってもいい気分!

以前から思っていましたが、釣りも好きだけど船も好き。そして整備も好きなんだと思います。自分で治すって楽しい!

愛艇が調子いいので、来週もまた釣行に出かけようと思うのでした!

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